経済学科

経済問題の深層に迫り、時代に対応できる職業人を養成

基礎的な経済学の思考方法、分析能力を身に付けた上で、ダイナミックに動く現代経済の諸問題に取り組み、国際的視野と地域視点を持って、社会で活躍する人材を育成。産業調査演習、経済学特別講義など実践力を養う機会も豊富です。

(株)北洋銀行 採用2016年3月卒業
増住 光輝さん(恵庭北高校出身)

厳しい就活を通して手応えを感じた高い専門知識やFP2級の資格。夢を描けて叶えられたのはゼミの恩師と出会えたからです。
はじめは少し難しそうなイメージがある経済学ですが、実際は予想よりはるかに面白い学問です。ペン1本買うのも、アルバイトで給料をもらうのも経済学。身近な学問だとわかってどんどん興味が深まり、授業に意欲的に取り組めました。当初は漠然としていた将来像も2年次で学んだ金融論をきっかけに、地域経済を支える銀行の仕事がしたいと明確になりました。早速FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格の勉強を始め、3年生の春にFP3級、冬にFP2級を無事取得できてうれしかったです。ガクインは内容の濃い少人数教育が特徴で、先生との距離が近いのも魅力。1年から4年まで井上仁先生のゼミで学んだ私は、他大学では得難いような有り難みを実感しました。先生との信頼が自然と深まり、先生は学生の将来性や人柄なども理解した上で専門分野の学び、資格のアドバイス、就活支援も親身になって的確に指導してくれます。自分の考えが相手に伝わるエントリーシートの書き方や面接の受け方なども丁寧に教えてもらいました。厳しい就活を乗り切り、希望の北洋銀行から内定をいただけたのも先生のおかげと感謝しています。ガクインで尊敬する恩師に学び成長できた4年間をこれからの仕事に生かし地域に貢献したいと思います。

就職内定までの流れ

1年
希望の職業はまだ未定。アルバイト先の弁当販売店で接客のコミュニケーション方法や、自分の工夫で売り上げ目標達成など、将来の就活に向けてさまざまな場で自分の成長を促し、自信を持てるよう意識高く積極的にチャレンジした。

2年
金融論の授業を機に、将来は銀行に就職し地域貢献したいと目標設定。FPの資格取得に向けて授業の合間に勉強を進めた。

3年
「アベノミクス」をテーマに討論した井上先生のゼミなど就活の面接で話題になりそうな授業や取り組みを大切にした。5月FP3級資格取得、FP2級は9月に受験し、12月に合格通知が届き無事資格取得。面接試験対策、エントリーシート添削など職員や井上先生からアドバイスを受けて取り組む。

4年
8月北洋銀行の面接、10月内定。その後、北洋銀行入行後に備えて宅地建物取引士と証券外務員の資格取得を目指して勉強を続ける。

Points

学科の特徴

経済学部では、「国際的視野と地域視点を持った人材」を育成しつつ、常に国際化を意識しながら、世界経済ならびに日本経済や身近な北海道経済をどうすべきかを考えることのできる学生を育てていくことを目指しています。経済学ならびに社会科学の基礎から専門領域までを修め、3つのコースに分かれて経済に対する理解をさらに深めます。「国際経済コース」では世界経済、国際金融など、「地域経済コース」では地域経済あるいは北海道経済などについての分析能力を養うとともに実践的能力を高めます。「CUP(Career UpProgram)コース」では、職業を意識した教育課程を修め、経済学的な思考力に加えて就業力を向上させます。
基礎力・経済的思考力を武器に就業力を高める3コース(国際・地域・CUP)
経済学科の大きな特徴は1・2年次に修得した基礎的な能力と経済学的思考力を十分に活かせる3コースを設定していることです。2年次より各コースに分かれ就業力を高めていきます。
社会で必要なベーススキルが手に入るカリキュラム設計
文章力・文書作成能力の向上、表計算ソフトのスキルから職業観の育成、数的処理の訓練など社会でベースとなるスキルが身に付く科目を設置。さらに1~4年次まで各学年にゼミナールを配置し、経済学的な思考力を高めていきます。
経済の実態を現場で感じる国内外でのフィールドワーク
経済学を学ぶうえでは、刻々と変化する経済の実態を知ることが大切なので、産業調査演習、海外フィールドワークなどの、地域や海外でのフィールドワークを実施。産業調査演習では、市町村の行政機関や各種団体、企業、商店街などでの聞き取り調査をはじめ、さまざまな活動を展開しています。こうした活動を通して、実際の経済動向を見渡す理論を組み立てたり、解決策を検討することで実社会で活きる実践的能力が身に付きます。
専門的な職業を意識した教育課程の充実
CUPコースでは、公務員養成を目的とした公共政策プログラム、金融専門家(ファイナンシャル・プランナー)養成を目的とした金融プログラム、IT技術者の養成を目的とした情報(IT)プログラム、そして調査のスペシャリストの養成を目的とした社会調査プログラムの4つのプログラムを開講し、これらに関連する職業への就業力向上を目指しています。
Image of Learning

学びのイメージ

カリキュラム Curriculum

2年次のタイムテーブル例
稲垣 大地さんの場合(3年生・滝川西高校出身)
故郷・奈井江町の職員を目指しているので、公務員対策特別演習は外せません。実際アンケートを作って解析する「社会調査基礎演習」は面白いうえに、「社会調査士」の資格取得につながるので学びがいがあります。経済学部の2 年生では函館と北斗市に行ってフィールドワークを体験。新幹線がもたらす効果と課題を、肌で感じることができました。学生自治会にも参加し、イベント運営などで社会と関わる力を磨いています。

Pickup Curriculum

講義紹介

政治経済論Ⅰ・Ⅱ
「資本主義」に多方面から光を当て、社会の現状や問題点を考察。
「よりよく生きるために、生きる場である社会の仕組みを知ろう!」これが「政治経済学」の究極のテーマです。「資本主義」と呼ばれる現在の社会の仕組みにはどんな特徴があるのか、資本主義はよりよく生きるために適切なものなのか,etc. について考察します。失業や不況、環境破壊や格差の広がりなど「生きにくさ」の原因となる社会問題の原因が、もし資本主義自体に組み込まれているとしたら、これらの問題の根本的解決のためには、資本主義という仕組み自体を変えなければなりません。果たして実際はどうなのか、この科目を通じて一緒に考えてみませんか?
浅川 雅己准教授

埼玉県出身。法政大学経済学部卒。東京経済大学大学院経済学研究科修士課程修了。法政大学大学院社会科学研究科経済学専攻。経済学修士。2003年より本学。



ビジネス演習A
この授業では、第1に、社会人・職業人に求められる基礎的なビジネス・マナーやコミュニケーションの基本、ビジネス用語を理解し、身に付けることを目指します。第2に、将来の進路や職業に関する意識を1年生の時点から高め、各自が、今後の大学生活で取り組むべき事柄や学習の方向性を定めることを目指します。
統計学
現代は客観的な事実に基づいて決定し、行動することが求められています。経済においてもさまざまな数値から現状を読み解くための分析手法を理解する必要があります。これらを行ううえで重要な統計学の基礎を学びます。
金融論
テレビ、新聞等において株価や為替レート等の金融に関するニュースを目にしない日はありません。なぜなら、これら金融部門の動きは日本経済にとってとても重要な役割を果たしているからです。「金融のしくみ」の基礎を理解し、日本経済における金融の役割について考察します。
財政学
社会保障や経済対策、税金などの政府の活動について、「財政」という側面からそのあるべき姿と課題を検討。日本の財政の現状と、現代社会における政府のあり方、その活動を支えるための財源負担に関する課題を考察していきます。

国際経済論
日本と世界との経済的な結びつきが近年ますます強くなっている中で、日本経済について考察するためには、国内の要因についてだけでなく、外国との経済の関係についても検討する必要があります。この講義では、国際的な「モノ」や「カネ」の取引のしくみ・制度や、それによってもたらされる効果や問題点について学びます。
日本経済論
戦後の日本経済の歴史と現状を理解し、日本経済が抱える諸問題について考える授業を通じて、現実の日本経済を分析する能力を身に付け、社会人となった後でも経済動向を捉え続けられる方法を身に付けます。
地域経済論
私たちは地域経済分析を通じて、多様な現象をみる視点や整理の方法を学び、地域社会が抱える諸課題を解決するための「賢い眼」を培う必要があります。講義は、前半部分の地域経済の基礎基本に関する部分と後半部分の現代的な諸課題に対する地域経済論的アプローチの二つの部分からなります。
北海道経済論
現代経済において、北海道経済は日本経済の一構成部分であり、そうであるために両者はお互いに不可分の関係にあります。北海道経済の歴史的推移を簡潔にふり返り、戦後北海道の主要産業がどのように展開し、今後、どのような産業構造を形成することが求められているかについて講義します。

Seminar

ゼミナール

ゼミナール対抗のディベート大会を開催
1年生のゼミナールでは、ディベート大会などを開催しています。ディベートでは、「消費税を10%に引き上げるべきか?」「最低賃金1,000円に賛成?反対?」などをテーマとして、賛成派と反対派に分かれて討論します。相手の話を聞きながら自分の意見を伝える訓練を通して、コミュニケーション能力の向上と、就職活動などでも役立つ「社会人基礎力」の養成を目指しています。


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