会計ファイナンス学科

会計とファイナンス、両分野に精通した人材を育成

北海道・東北エリア初の学科として2009年に開設。「会計」と「ファイナンス(金融)」の両領域にまたがる知識を体系的に学び、幅広い金融知識を持った会計人、会計的センスを持った金融ビジネス人、ダイナミックに変化する企業経営に適応する企業人といった、社会が求める専門的で柔軟なスキルを備えた人材を育成します。

全国共済農業協同組合連合会 青森県本部 採用
小湊 祥太郎さん(青森県三沢商業高校出身) 2016年3月卒業

就活に照準を合わせた4年間の積み重ねと、熱意溢れる先生の導きがベストな結果へ。
ガクインは地元の青森県をはじめ東北出身の学生が多く、安心して入学できました。この学科を選んだのは金融関係の仕事をしたいからです。できれば地元に配属されて貢献したいと思っています。そのため、就活を最優先に考えた4年間を過ごしました。4年次は就活に全精力を注げるよう必要な単位は3年次までに履修しました。3年次には三好元先生のゼミで「日本経済学生ゼミナール大会」に参加。「信用組合の一つの在り方」をテーマに企業を回ってヒアリング調査を行い、さらに発表や討論に向けパワーポイントで資料を作成。討論部門にエントリーしたのですが、自分は責任者として1年間にわたり取り組みました。討論相手の東北学院大学の担当者にアポを取って打ち合わせをしたり、初めての貴重な経験がいろいろできたので就活に有効だったのはもちろん、人間としても大きく成長できたと思います。就活では、やはり地元で就職したい気持ちが強く、選択肢がいろいろある中で本命を全国共済農業協同組合連合会青森県本部に絞り込み、エントリーシートの書き方、履歴書の添削も三好先生に指導してもらい、だからこそ内定をもらえたと思います。本当にガクインで学び、三好先生のゼミで学べてとても感謝しています。

就職内定までの流れ

1年

4年次に就活へ打ち込めるように3年次まで必要な単位をできるだけ取るよう努めた。


2年

三好先生のゼミ生となる。大麻地域の中小企業を調べて作った「江別ビジネス」の新聞作成など活発なフィールドワークを実践。


3年

インターンシップでデイサービスセンターへ。志望の職場ではないが介護の手伝いなど有意義な経験は社会人としての成長につながるはず。三好先生のゼミの先輩、卒業生を招いて就活や仕事の有益な経験談を聞かせてもらい、就活のイメージが掴めた。企業選びや面接のポイントなど経験者の話はやはり貴重。卒業に必要な履修予定の単位を履修済み。


4年

大手のコンビニエンス企業から内定をいただいたが、地元に根ざして働きたい気持ちが強く、悩んだ末辞退。内定をいただいた全国共済農業協同組合連合会 青森県本部に決め、地元の人々の役に立つよう取り組むことを決心。


Points

学科の特徴

簿記教育をベースに、会計と金融の2つの領域を専門的に学ぶことが学科の狙いです。モノづくり中心だった20世紀と違い、21世紀の世界は経済の金融化が非常に進んでいるため、金融の知識を持たなければ実体経済が理解できないような状況になっています。世界的な視野も必要ですが、自分の毎日の生活や地域経済の活性化を考えても、お金の問題は重要なわけです。簿記は算数の計算ができれば十分で、はまるとどんどん伸びます。商業科出身者と初心者の違いはスタート地点だけで、あとは自分次第。個々のレベルにあわせた教育、資格対応型のカリキュラムにより、ダブルスクールをしなくても簿記やFPの資格が取れます。取得した事実が「コツコツ努力する信頼できる人物」という企業からの評価にもつながります。
会計と金融、2つの分野をビジネス上の武器にできる
「会計」とは、お金の流れを計算し記録、管理すること。「ファイナンス」とは、お金を効率よく調達・運用する方法のこと。会計ファイナンス学科では、「会計」と「ファイナンス」2つの分野を学びます。2つの分野を基礎から学び、応用できる力を養い、ビジネス社会で有用な大きな武器を手に入れます。
FP・日商簿記・証券外務員など資格を重視したカリキュラム
会計・ファイナンスの分野で極めて重要な各種試験に対応する科目を学科 専門科目として配置。1~4年まで徐々に高度な資格が取得できる方式で着 実に資格を取得していきます。
高校在学中の検定合格を経済支援制度で高く評価
本学入学前に、合格した検定に対し、入学金が免除されるなど経済的な支援制度を設けています。 ※2年次以降の授業料免除は学年ごとの学業審査によって継続が決定します。
Image of Learning

学びのイメージ

カリキュラム Curriculum

3年次のタイムテーブル例
田岡 拓磨さんの場合(4年生・札幌東商業高校出身)
目標の日商簿記検定2級は、資格重視の授業のおかげで2年次に無事取得。次は難関の1級突破を目指します。進路は金融が希望でしたが、経営学入門など会社経営に関する授業を学ぶうち気持ちに変化が。決定打は、地域に役立つ会社づくりに打ち込む中小企業経営者のお話を聞いた授業です。そういう経営者を支える経理の仕事に大きな魅力を感じました。科目選択は専門技能を高める一方、未知の分野を学んで可能性が広がる意義もあります。

Pickup Curriculum

講義紹介

中小企業金融論
日本経済を支える中小零細企業のあり方を通じ、銀行・信用金庫・信用組合の各業務とその違いを知る。
日本の企業のほとんどが中小零細企業です。日本の経済を支えているのは、大企業ではなく中小零細企業です。しかし、中小零細企業は、大企業に比べて生産や販売に必要な資金を得るのが難しいのです。この「中小企業金融論」では、企業が資金を得る方法はどんなものがあるのか、なぜ中小零細企業の資金を得る方法が銀行、信用金庫、信用組合に限られるのか、銀行、信用金庫、信用組合の性格や仕事はちがうのか、などといったことを説明します。これによって、銀行、信用金庫、信用組合の仕事の内容を理解してもらいたいと思います。
三好 元教授

1957年福岡県福岡市出身。1987年西南学院大学大学院経営学研究科博士後期課程(単位取得)。1992年より本学で教鞭を執る。



ファイナンス入門Ⅰ
ファイナンスを理解する上で必要となる基礎的な金融の理論や制度、歴史展開、そして現代の金融に関するさまざまな問題などについて解説します。金融に関する世界中の時事問題をテーマに考察するのが本講義のねらいです。
会計学入門
会計は、企業など経済組織体の経済活動を会計情報としてとりまとめて広く伝えるもので、経営者は会計情報としての財務諸表に責任を負っています。この授業では、会計の役割や制度について理解を深めることを目指します。
ファイナンシャルプランⅠ
長期低迷していた国内経済の転換が期待されるなか、金融経済状況は刻々と変化し、人口の減少、少子高齢化は進行しています。本講義では、個人・家計にとっての金融知識全般を体系的に習得し応用事例で理解を深めます。
財務会計応用論
会計基準の世界的な統合が推進された結果として、日本の会計制度はグローバリズムへの道を歩み続けています。会計の政治化、国際化、電子化という側面から財務会計の基本的な知識を習得します。

監査論
監査はまず知識としてルールを学ぶ必要がありますが、そのルールの成り立ちや背景を考えることがより重要です。具体的な監査の事例をあげながら、企業のあり方そのものを学びます。
国際金融論
円高・円安・貿易収支・企業の海外への投資など最近のニュースを知るには国際金融の知識が不可欠です。国際金融を理解するための基礎的な理論や歴史展開、そして現代の国際金融における諸問題などについて解説します。
インターンシップ
この科目の内容は、就職活動の実践編(訓練編)で、「業務体験(インターンシップ)」と「就職アクティビティ」です。二つ以上の会社で業務体験ができ、OB・OGとの就職懇談会も行います。
フィールド実践(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
フィールド実践が目指すのは、フィールドに出て、そこで問題を発見し、共有し、そして解決策のいくつかを考えることにある。「まちづくり」とかかわる仕事の内容と仕事への意識や取り組み方がどのようなものなのかを発見し、理解してゆくガクインの経営学部だからできる科目です。

Seminar

ゼミナール

業種別の「農業簿記」と「建設業簿記」に取り組み、会計を学ぶ“幅”に加え活躍分野の拡大を。
専門ゼミナールⅠ ・Ⅱ
「農業簿記検定」は2014年に設けられた検定で、農業の法人化や異業種からの参入、TPPも視野に入れたもの。難しさは「日商簿記検定2級」と同等ですが、ゼミ生はよく頑張ってくれました。
「簿記を通じて業種の違いを知ろう」をテーマに取り組んでいます。簿記というと商業簿記、工業簿記と考えがちですが、業種によって特徴的な簿記があります。前期は「農業簿記」に取り組み、農業に関する諸問題を取り上げた書籍を読みながら、全員で農業簿記検定に挑戦。後期においては、「建設業簿記」に取り組んでいます。資格取得も推奨していますが、それを目的化してはいません。会計を学ぶ“幅”を大きくすることで、働くことへの興味・関心が強くなることを願っています。

坂口 勝幸准教授
1986年 本学商学部経済学科卒業
1987年 道立高等学校教諭(商業)採用
2014年 本学に着任(准教授)
山本 かいさん 3年(旭川実業高校出身)
先生はいい意味で第一印象と違い、熱血タイプ。でもゼミの雰囲気は和やかです。授業では自分で何かを調べ、それを発表する楽しさを学びました。目指す進路は建設関連です。
佐々木 信晃さん 3年(札幌東商業高校出身)
ゼミでは毎回、さまざまな議題が取り上げられ常に新しい知識が入ってきます。先生の分かりやすい指導のおかげで「農業簿記検定2級」に合格。「建設業簿記」にも挑戦します。

Teachers

教員一覧

Career Data

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